都筑アートプロジェクト2018
米からアート - 二つの米から考える
2019年10月20日(土) ー11月11日(日)
13:00 ー18:00
会期中の土日月のみ
art space 赤い家
参加作家
イベント
_
赤い家から見えたのは「米」でした。横浜市北部の恩田川流域には今も水田や畑が広がっていて、昔ながらの四季折々の表情があります。古代から日本文化を支えて来た「米」と明治以来日本の近代化に絶大な影響を及ぼしてきた「米」国 アメリカ。この二つの「米」から考えるということは、今の世の中やこれからの世の中を歴史的な視点を含め広く深く考えるということでもあります。
今回、参加作家10数名はそれぞれの興味に沿って、赤い家周辺地域での調査や、現場での制作、講座、ワークショップなどを通じてそれぞれ思索を深め、表現を試みています。この小さな展覧会をきっかけに、様々な考えや気付きを共有できる新たな交流が生まれたら面白いのではないかと思います。では、「米からアート」ご覧ください。
開催概要
都筑アートプロジェクト2018
米からアート - 二つの米から考える
会期:2018年10月20日(土)〜11月11日(日)
会期中の金土日にオープンします。10/20、21、26、27、28、11/2、3、4、9、10、11
時間:13;00〜18:00
会場:art space 赤い家(横浜市緑区長津田2-46-13、東急田園都市線「田奈」駅より徒歩7分)→Google Map
入場:無料
ただし、20日(初日)の15時以降は、ライブ+オープニングの2000円が必要となります。あらかじめご了承ください。
問合せ:045-507-3477
Email:tsuzukiartproject.jimukyoku@gmail.com
http://tsuzukiart.p2.weblife.me/top.html
https://twitter.com/TsuzukiArt
https://www.facebook.com/TsuzukiArt/
主催:都筑アートプロジェクト
後援:長津田連合自治会、長津田商店街協同組合
助成:横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2018
参加作家:有坂蓉子、今井紀彰、襟草丁、岡典明、小沢智恵子、金井聰和、とし田美津夫、橋村至星、松本力、山本麻世
タナカフェ
会期:10月20日(土)
時間:10:00〜15:00 ※14:30ラストオーダーです。
ミディアムローストとダークローストの2種類の豆を用意して、浅煎り深煎りの、おいしい珈琲が飲めます。
ホットドリップ300円、有機ルイボスティー200円です。
オープニング・ライブパフォーマンス
会期:10月20日(土)
時間:15:00〜16:30
出演:トマソンズ(ミュージシャン)、VOQ(音楽家)+松本力(絵かき、映像・アニメーション作家)
15:00 - 15:40 トマソンズ、路上をいく。
15:50 - 16:30 VOQ+チカラ、インターステラ。
|
オープニング・パーティ
会期:10月20日(土)
時間:17:00〜19:00
ライブ+オープニング入場料:2000円(1ドリンク付)
翌21日は十三夜。中秋の名月の約1か月後、旧暦の9月13日頃の月を観賞する習わしで、秋の収穫祭の一つです。豆名月とも呼ばれる十三夜、これにちなみ、豆を使った料理と、この時期にしか味わえない2018年度産の「新米」で、十三夜前夜の月を愛でながら、参加作家との交流会を開催いたします。
ハニワカフェ
会期:10月27日(土)
時間:13:00〜18:00
参加作家の橋村至星さんによる一日カフェをオープンします。
「2012年から二年間、横浜のハンマーヘッドスタジオで過ごした間にほぼ毎月あったオープンスタジオでパウンドケーキ延べ50本くらいは焼いたでしょうか。ハロウィンという事で全粒粉の南瓜スコーン、そしてバナナと胡桃のスコーンも久しぶりに作ろうかなと思ってます。コーヒーはネルドリッパーで淹れます!」
https://www.facebook.com/events/1085016825008540/
Happy Cap Project 指編み帽子の会 vol.36
会期:10月28日(日)
時間:13:00〜18:00
講師:松本由伎子(帽子作家)、松本力(参加作家)、襟草丁(参加作家)
持ち物:ウール100%の毛糸2玉(同色でも違う色でも可)をご持参下さい。
3.11をきっかけにはじめた指編み帽子のワークショップ「Happy Cap Project」は、みんなで一緒に帽子を作り、それをだれかに届けて人と人の交流の輪を広げるアートプロジェクトです。今回できあがった帽子は北海道か大阪へ送ります。
ウール100%、40〜50gの極太毛糸玉2個をご持参の上お気軽にご参加ください。また、毛糸玉の寄付も受け付けております。
|
cafe Kate & Dama
会期:10月28日(日)
時間:13:00〜18:00
参加作家の襟草丁さんによる一日カフェをオープンします。
ペーパーレスドリップ珈琲のマンデリン、紅茶はヌワラエリア。米粉のシフォンケーキ(醤油、麦味噌)があります。
鳥笛ワークショップ
会期:11月3日(土)
時間:13:30〜17:00(随時受付)
講師:岡典明(美術家)
参加費:500円
対象:小学生~大人(未就学児は親と一緒であれば参加可能)
木の枝を棒ヤスリで削って模様をつけます。
ドリルで穴を開けボルトを差し込み、ボルトを左右にひねるとキコキコと不思議な鳥の声を出します。
https://www.facebook.com/events/1975170546109764/
|
Dia de los muertos2018
会期:11月3日(土)
時間:13:00〜17:00
参加作家の土志田三津夫さんの奥様のコレイさんによる一日カフェをオープンします。
今年も死者の日がきます。今年はミラグロス(メキシコでは自分の願望や体の治したい部分を形にして教会に奉納したりペンダントとして身につけたりします)をモチーフにした飾りをします。カフェコーナーではお茶・ホットドッグを提供します。
https://www.facebook.com/events/485225818633223/
都筑富士塚ツアー
会期:11月4日(日)
時間:13:00〜15:00
参加費:500円
定員:13名(3台の車で移動します)★定員がありますので、要予約とさせていただきます。
集合/解散場所:art space 赤い家 ★雨天決行、荒天中止。歩きやすい靴でお越しください。
講師:有坂蓉子(美術家)
横浜市都筑区に現存する3基の富士塚と、赤い家周辺の富士塚遺構を巡る。
広重が描いた富士塚のトリップトリックを読み解き、先人の想いに寄り添う時、表現の未来が見えてくる。
富士塚頂上から富士山へ、祈念は飛ばせるか。
山田富士→池辺富士→川和富士→八幡神社(川和富士から遷された石碑)→下恩田富士(神鳥前川神社)→上恩田富士(石碑のみ遺構)
|
ふじづかふぇ
会期:11月4日(日)
時間:14:00〜18:00
参加作家の襟草丁さんによる一日カフェをオープンします。
あま〜い溶岩あります。
講演会「庭と農」
会期:2018年11月10日(土)
時間:15:00〜17:00
講師:堤涼子(芸術博士)
米を中心とした農業は、代かき、種蒔き、田植え、お祭り、芸能…といったコトを計画的に繰り返すなかで営んできました。その生活の中で形作られた庭、住まいの居住空間はどのようなものだったのでしょうか。そして、それは生活者自身が自分たちのために、そして自分たちの使いやすいよう造りあげた、デザイナーのないデザインとも言えます。庭と生活の関係、なかでも庭と農業との関係を中心にお話しします。
https://www.facebook.com/events/2059800194040028/
クロージング・ライブパフォーマンス
会期:2018年11月11日(日)
時間:15:00〜16:00
出演:マルコス・フェルナンデス(ミュージシャン)、襟草丁(表現家, アーティスト)
入場:投げ銭をお願いします。
フォノグラフィとパーカッションによるサウンドと、ライブペインティングのコラボレーションをお楽しみください。
https://www.facebook.com/events/2356523167754550/
|
クロージング・パーティー
会期:2018年11月11日(日
時間:17:00〜19:00
参加費:1000円(軽食+Ⅰドリンク付き)
新米ならではの料理を囲んでのクロージングを開催します。
フライヤー
展覧会をご覧いただいたあとは、このフライヤーがペーパーバックとしても活用できます。最下部の作り方をご参照ください。
出演者
有坂蓉子(ありさかようこ)
東京藝術大学絵画科油画専攻卒業。12年の米国滞在期間を含め、個展、グループ展、音楽やダンスとのコラボレーションなど多数。セントラルパークでは、寝袋パフォーマンス「Body Bags」(前身はヒロシマでのダイ・イン)を行なう。帰国後、江戸時代より関東一円に流行した人工ミニチュア富士、「富士塚」をテーマにした作品を制作。信仰心(富士山信仰)の送信所でありながらアーティスティックな富士塚を紹介すべく、2008年『ご近所富士山の「謎」富士塚御利益散策ガイド』、2012年『富士塚ゆる散歩 古くて新しいお江戸パワースポット』を刊行(いずれも講談社)。都筑では、インスタレーション「メタル富士」や区内富士塚巡りのガイドを務めた。
http://hibiscusfujizzz.blog.shinobi.jp/
襟草 丁(えりくさてい)
表現家, アーティスト。和紙、ペン、顔彩、糸などによる平面作品。表現としての料理。インスタレーション。
https://www.instagram.com/tei_erikusa/
岡 典明(おかのりあき)
美術家。2010年より出品作家・実行委員として都筑アートプロジェクトに参加。赤い家では、時間、空間、土地、人に潜む不可視な繋がりを、イベントやワークショップ、古本、雑貨の販売を通して探る予定。大人を対象にした造形教室や親子講座の開設。子どもだけのフリースペース。川沿いベンチ設置計画、デッキ前花壇計画、壁画計画、川流し計画、作業場屋根計画ほか思考中。
堤 涼子(つつみりょうこ)
東京都生まれ。多摩美術大学大学院 美術研究科博士後期課程美術専攻 修了。博士(芸術)。住まいの屋外空間における生活者によるデザインの実態とプロセスを研究テーマとする。日本民俗建築学会理事。フェリス女学院大学非常勤講師。一般財団法人 宮本記念財団研究員。多摩美術大学助手。
https://www.facebook.com/ryoko.tsutsumii
https://twitter.com/tsutsumiryoko
トマソンズ, Thomassons
赤瀬川原平が創出した「超芸術トマソン」に傾倒し路上観察を愛好する、阪本テツ(アルトサックス・ソプラノサックス・バスクラリネット)とジョヴァンニ・スキアリ(チェロ・ピアノ)による即興演奏ユニット。世代と音楽スタイルを超え、二人のダイアローグによる音の化学反応を追求している。
https://www.facebook.com/thomassons.duo/
http://blog.livedoor.jp/schizou/archives/51858058.html
マルコス・フェルナンデス, Marcos Fernandes
横浜で生まれたマルコス・フェルナンデスは、カリフォルニアで30年以上、パフォーマー、プロデューサー、キュレイターとして過ごしました。米国、カナダ、メキシコ、ポルトガル、 マルコス・フェルナンデス(ミュージシャン) 香港、日本の各地で、ソロのインプロバイザー、フォノグラファーとして公演し、またパーカッショニスト、 サウンドアーティストとして、様々なアンサンブル、ダンサー、ビジュアルアーティスト達と共演してきました。
http://www.marcosfernandes.com
VOQ(ボック)
電子音と生楽器と歌声によって紡ぎだす、音楽家VOQ。エレクトロニカ・バンド《オルガノラウンジ》のボーカルHiroshi Hondaによるソロ名義。細野晴臣氏やアニエス・べーからも絶賛され、
今年、初のソロアルバム「YONA」を発売。2001年より、映像作家の松本力と、音と映像のライブパフォーマンスを継続している。音楽を美術にしたい、というVOQの音楽は、深い詩の響きで、心の広がりを観ようとする行為であり、それを越境しようと試みる。
http://organ-o-rounge.org/voq/
松本 力(まつもとちから)
絵かき、映像・アニメーション作家。1967年東京都生まれ、在住。1991年多摩美術大学美術学部GD専攻卒業。再生紙にコマ割りのドローイングを描き、透過光を加えビデオ撮影する独自の手法で「時間の絵」に映像表現を目指す。異なる表現者との共同制作も多く、特に音楽家・オルガノラウンジやVOQとの空間表現を国内外で行う。また手製映像装置「絵巻物マシーン」によるワークショップを学校や美術館などで積極的に実施している。
http://chikara.p1.bindsite.jp/index.html
ペーパーバックの作り方
1.(イ)〜(ホ)の順で折る。両面テープ、又は、のりを用意する。
2.(イ)の破線を山に折る。 3.(ロ)の破線を山に折る。
4.(ハ)の破線を山に折る。 5.(ニ)の破線を山に折る。
6.(ホ)の破線を山に折る。 7.平らに戻す。
8.横の破線を折る。 9.平らに戻し、半分に折る。
10.右下と左下の斜め線を2枚一緒に折る。 11.平らに戻し、右端の青い部分に両面テープ又はのりをつける。
12.左端を折り返し、 13.のりしろ部分を重ね、貼り合わせる。
14.筒状に整える。 15.底になる部分を作る。
16.17.斜めに折りすじをつけた部分を、順番にたたむ。
18.19.斜めに折りすじをつけた部分を、順番にたたむ。
20.底部分をのりづけして、貼り合わせる。 21.完成。
都筑アートプロジェクト2018 米からアート - はじまりはじまり(2018/8/4 - 8/12)
その他の展覧会、イベント(2018)